医療用内視鏡事業における初の中国現地法人を上海に設立 中国での販売・サービス活動を強化
医療用内視鏡事業における初の中国現地法人を上海に設立 中国での販売・サービス活動を強化
HOYA株式会社PENTAXライフケア事業部は2011年7月5日 、当事業部としては中国で初となる現地法人「Pentax Medical (Shanghai) Co., Ltd」を上海に設立しました。当事業部は今後、当現地法人を拠点に中国市場における販売・サービス活動を強化します。
上海現地法人設立について、PENTAXライフケア事業部長のクリス・ジャプとアジアパシフィック営業本部長のトム・クワンは次のように述べています。
・事業部長 クリス・ジャプのコメント
「中国における医療技術と科学技術の目ざましい発展により、同国には非常に大きな医療発展の機会があります。これが当社が中国に投資をし続ける最も重要な理由です。規模の大きな中国市場には様々な種類の医療施設があり、普及版から最先端品まで幅広い需要が見込まれます。PENTAXライフケアにとって、中国市場における医療施設と患者さまのニーズを確実に把握することは大変重要なことと認識しています。」
・アジアパシフィック営業本部長 トム・クワンのコメント
「中央政府の医療改革案を受け、PENTAXライフケアは医療施設と医師との協力関係の元、トレーニングや教育プログラムを通してサービスと製品の品質を向上し、最先端の製品群を提供することで中国における医療発展に貢献し、中国国内の患者さまのお役に立つことをお約束します。」
Pentax Medical (Shanghai) Co., LtdはPENTAXライフケア事業にとって初めての中国での法人組織であり、HOYAの事業運営のグローバル戦略の一環となります。当社は、世界各国におけるヘルスケア市場の成長と革新的な医療機器に対するニーズを見据え、今後もライフケア事業に注力しグローバル化を推進します。
浜田宏 最高執行責任者(COO)は、中国・ 深川にて行われた記者会見において、「HOYAがPENTAXを買収した一番の目的はHOYAの成長の軸を医療事業へシフトするために事業の幅を広げることでした」と述べています。
医療用内視鏡事業の成功に向け、PENTAXライフケアは世界規模で当事業に取り組めるよう、人材の多様性を高め、販売・サービス拠点を各地に設けるなど、グローバル経営体制を強化しています。上海の新現地法人は中国における当社の存在を象徴し、同国における販売・サービスを強化するだけでなく、地域本社としてアジア全域における更なる事業成長を支える主要拠点としての機能を果たします。
PENTAXライフケア事業部について
PENTAX ライフケア事業部は、HOYA株式会社の医療用内視鏡を扱う事業部です。高い品質、医療ニーズに応えるイノベーション、 そしてシンプルさを追求した最良の内視鏡製品群とサービスを提供することで、 患者さまのケアと医療の生産性向上に寄与することをミッションとしています。
最先端の研究開発と生産技術を通じ、当社はPENTAXのブランド名で内視鏡システムとソリューションを世界の医療業界に提供しています。当社は消化器、耳鼻咽喉、呼吸器など多岐にわたる医療分野における診断、治療および医学研究に貢献するためビデオスコープとファイバースコープの内視鏡装置を開発し、フルレンジの製品とサービスを提供しています。
日本国内にある生産設備およびグローバル本部に加え、世界各地に研究開発、販売、サービスの拠点を擁しています。これらにより、それぞれの国と地域における多様なニーズに合った革新的なソリューションを提供することが可能となっています。 業界トップの顧客満足度を提供することが当社の究極の目標です。