白内障手術用眼内レンズの事業本部をアメリカからシンガポールに移転

白内障手術用眼内レンズの事業本部をアメリカからシンガポールに移転

HOYA株式会社はこのたび、白内障手術時に使用される眼内レンズの製造・販売をグローバルに行うメディカル事業部において、2011年4月1日より、事業本部を米・チノヒルズからシンガポールに移転することを決定しました。

国内で約30%のシェアを持つメディカル事業部は、アジア太平洋、北米/南米、欧州・中東・アフリカ(EMEA)のすべての販売地域で積極的に事業展開を進め、いずれの地域でも業績を伸ばしています。今回の事業本部移転は、新興市場での迅速な事業拡大を目指す事業部の世界的な組織最適化戦略の一つです。

世界的な最適化計画と事業本部移転について、メディカル事業部のトーマス・A・ダンラップ事業部長は次のように述べています。「この計画は、当事業部の強みを最大限に生かし、社内的にも対外的にも1つのグローバル組織として今以上に一貫した事業運営を目指す当事業部の継続的努力を表わすものです。我々は2003年から最先端の眼内レンズ生産工場をシンガポールで運営しています。この地に本部機能を統合することで運営効率を高め、重要な新興市場のお客さまに近づくことができます。」ダンラップ氏はまた、HOYAが米国、日本、ドイツにある現在の拠点を今後も維持し、各国レベルでのお客さま対応を最適化することを確認しました。「事業の成長と世界的統合の進展と共に、1カ所から統一性の高い事業運営を行うことの競争上の利点が一層明確なものになりました。」

ダンラップ氏は、また次のように述べています。「世界のすべての地域で優れた業績を達成できたことを非常にうれしく思います。当社は長年にわたり眼内レンズのトップ・メーカーの一社としての地位を確立してきましたが、世界の多くの市場ではまだ新規参入企業です。当社の過去一年の業績は、眼科医の中で当社の眼内レンズの品質への評価が高まり、当社のレンズによって非常に優れた患者予後を実現できるという確信が広まっていることを示しています。前年比での売上高の伸びを見れば、HOYAは眼内レンズ企業の中で最も急成長した企業です。」

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