HOYAグループ、SBT認定取得に向けたコミットメントを表明
HOYA株式会社(グループ会社を含む)は、2025年8月、気候変動への取り組みをさらに加速するため、科学的根拠に基づいた温室効果ガス(GHG)排出削減目標 「Science Based Targets(SBT)*1」の認定取得に向けて、認定機関である「SBTイニシアチブ(SBTi)*2」にコミットメントレターを提出し、承認されました。
このコミットメントにより、当社は2年以内にSBTiの定めるパリ協定*3に沿って1.5℃整合基準に準拠したGHG排出削減の短期目標(Near-term target)の設定を目指します。
HOYAグループは、2023年にRE100へ加盟し、2030年度までに再生可能エネルギー比率60%、2040年度までに100%の達成を目指しています。これらの取り組みを通じて、2021年度を基準にScope1およびScope2の温室効果ガス排出量を2030年度までに60%、2040年度までに100%削減することを目標とし、生産拠点を中心に省エネルギー活動の推進や再生可能エネルギーの導入に取り組んできました。
今回、SBTの設定を機にScope3でも目標を設定し、サプライチェーン全体を通じた排出量削減に向けた活動を進めてまいります。
HOYAグループの気候変動に関する取り組みについては、こちらのページをご覧ください。
https://www.hoya.com/sustainability/environment/environment/
*1 SBT(Science Based Targets)は、企業が科学的根拠に基づいて設定する温室効果ガスの排出削減目標
*2 Science Based Targets initiative(SBTi)は、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が運営する、企業が科学的根拠に基づいたGHG削減目標を設定・認定するための国際的な枠組みです。
*3 2015年に採択された国際的な気候変動対策の枠組みで、世界の平均気温上昇を産業革命前に比べて2℃未満に抑え、1.5℃に抑える努力を追求することを目指しています。