社会

人的資本

健康経営

HOYAグループ健康施策

  1. 健康経営優良法人の認定取得

  2. 感染症対策

  3. 生活習慣病予防及び重症化予防対策

  4. メンタルヘルス対策

  5. 職場復帰支援及び治療との両立支援

  6. 女性の健康推進

  7. 喫煙対策

  8. 過重労働対策及びワークライフバランスの向上

  9. 海外勤務者の健康管理

  10. 救急・応急手当の充実強化

各施策の詳細は会社ウェブサイトをご参照ください。

健康経営優良法人の認定取得

HOYAグループでは、「健康に関する取り組みは経営上の“投資”である」との認識に立ち、会社の支援とすべての社員の協力により、健康経営に取り組んでいます。
CEOによる健康経営宣言とHOYAグループ社員が守る7ヶ条はこちらをご参照ください。(日本語のみ)
HOYAグループは、2017年に「健康経営優良法人認定制度」が開始されて以降、連続して認定を取得しています。(2023年4月1日現在)

健康経営優良法人2023

労働生産性の向上

HOYAグループでは、社員一人ひとりのWell-beingの向上とともにおのおのが能力を発揮できるよう、働きやすい職場環境を整備するとともに、健康課題に応じた健康施策を展開し、最終的にはプレゼンティズム※1およびアブセンティズム※2の解消を目指しています。2021年度から実施している社内調査では、プレゼンティズムに大きく影響している健康課題は首の不調や肩こり、睡眠、腰痛であり、優先的に改善に取り組んでいます。また、脳心血管疾患やメンタルヘルス不調の予防、職場復帰支援および治療との両立支援に力を入れ、アブセンティズムの減少に向けて取り組んでいます。

※1 プレゼンティズム=健康問題による出勤時の生産性低下 ※2 アブセンティズム=健康問題による欠勤

過重労働対策

労働安全衛生法令に準拠した内容で「HOYAグループ過重労働による健康障害防止基準」を作成し、グループ全社に展開しています。長時間労働者に対しては、産業医面談を徹底するとともに、労務管理と健康管理の双方の観点から、人事担当者および管理者と、産業医が連携して長時間労働を削減する体制を整えています。さらに、働き方改革の一環として、年次有給休暇取得率を継続的に向上させる取り組みを強化しています。

感染症対策

COVID-19流行以前より、新型インフルエンザ等の新興感染症のパンデミックを想定した「新型インフルエンザ等行動計画ガイドライン」を策定し、積極的に新興感染症のリスク対策に取り組んでいます。当ガイドラインでは、HOYAグループ感染症危機管理対策チームの設置、事業継続計画の策定、情報収集および伝達‧共有ルートの整備に加え、社員やその家族、関係者等の安全確保を最優先として、健康被害を最小限に抑えながら製品等を安定供給できるよう、体制を整備しています。

COVID-19対策

本社‧各事業の危機管理対策チームによる迅速な情報収集および連携に加え、HOYAグループにおける感染防止対策等を網羅的にまとめた「COVID-19感染対策ハンドブック」を21カ国語に翻訳してグループの全社員に配布し、eラーニングにより全社員へ教育‧啓発活動を継続して実施してきました。また、ハンドブック掲載事項の適応‧および順守状況について内部監査をおこない、感染対策の徹底を図っています。各国における感染拡大状況を随時把握し、状況に応じて自主的に感染防止対策を継続することで、安定した事業継続に努めています。

メンタルヘルス対策

社内相談体制や職場復帰支援、教育プログラムなどについて定めた「HOYAグループメンタルヘルスケアガイドライン」を策定し、ストレス関連疾患による健康障害の予防および早期発見・早期対応に努めています。特に、産業医によるメンタルヘルス管理者教育に力を入れ、社員のメンタルヘルスケアに対する理解を深めています。管理者によるラインのケアを徹底するとともに、治療導入・復職対応における管理者および人事担当者、産業医の役割を明確化し、効果的に連携できる体制を整えています。また、毎年実施しているストレスチェックでは、高ストレス者に対する産業医による面接指導、組織分析による結果フィードバック、組織環境改善活動を積極的におこなっています。

生活習慣病予防および重症化予防対策

産業医‧保健師による健康診断事後措置を徹底し、精密検査の受診および治療効果の向上に努めています。また、HOYA健康保険組合とのコラボヘルス事業として、効率的かつ効果的な特定健康診査および特定保健指導の実施に取り組んでいます。さらに、生活習慣病予防だけでなく肩こり腰痛や睡眠の質の向上のために、スマートフォンアプリを用いた歩数ランキングや健康プログラムなどの運動習慣促進施策も展開しています。