HOYAの価値創造
HOYA の価値創造モデル
当社は80余年前の創業当初より光学技術を軸に、多種多様な製品へ業容を拡大してきました。コアコンピテンシーである光学のノウハウが活かせ、競合が多過ぎない市場を事業選定の前提条件としつつ、製品やサービスを通じた社会課題の解決を重視してきました。前述のコアコンピテンシーに基づき、①近視人口の拡大などの視覚に関する課題、②高齢化社会などを背景とした医療に関する課題、③著しい発展を続ける情報社会への技術的対応の課題、の3つの社会課題にテーマを絞り、事業成長とサステナビリティの一体的な価値創造を目指しています。
サステナビリティは、安定した事業体と財務基盤の上に成立します。近年、地政学リスクの進展など、マクロ環境が急速に変化しており、より迅速かつ柔軟に事業体を変化させながら、競争力を発揮することが求められています。当社は決めたことを徹頭徹尾守るのではなく、外部環境の変化に合わせて事業戦略やコスト執行を四半期単位で機動的に変化させ、企業価値を向上させてきました。今後もさまざまな外的要因が事業活動に影響を及ぼすことが想定されますが、柔軟な事業戦略と事業ポートフォリオの転換によって、安定的なアウトカムの創出を図っていきます。
事業活動を通じて創出したアウトカムを研究開発活動などへの再投資や新規事業獲得などに投じることで、これまでリーチし得なかった顧客やアンメットニーズを開拓し、1人でも多くの方がより良い未来を迎えられるよう邁進していきます。