環境

汚染および廃棄物等

土壌汚染防止対策、地下水汚染防止対策、有害物の漏えい対策

2010年3月に「HOYAグループ環境設備基準」を発行し、HOYAグループ事業所内外の環境への有害な影響の防止に努めています。

廃棄物削減・再利用の取り組み

イメージ

屋根材へリサイクルするための紙パック収集

産業廃棄物の委託処理に際しては、委託業者の許可状況を十分に確認しています。
また、適切な処理業者との委託契約により、産業廃棄物のリサイクルを推進するとともに、有価物化を推進し、廃棄物の排出量削減にも努めています。
持続可能な循環型社会の実現に向けて、木くず、廃プラスチックのリサイクル、梱包材のリユース推進、紙のリサイクルなどをおこなっており、日本国内の主要工場では産業廃棄物のゼロエミッションを達成しています。また海外工場では、汚泥の有価物化やフォトマスクケースのリユースなどをおこなっているほか、社内でのリサイクル活動として、廃プラスチックリサイクルのアイデアの社内コンペティションの実施や、タイでは現地のボランティア団体と協力し飲料用紙パックを屋根材へリサイクルしたものを災害で壊れた屋根の補修に使用し社会貢献につなげるなどといった取り組みもおこなっています。

HOYAグループにおける廃棄物排出量(t)

2018

2019

2020

2021

2022年度

日本

総排出量(t)

3,144

2,099

2,229

2,295

2,250

再生率

65.9%

76.0%

91.0%

90.5%

79.9%

海外

総排出量(t)

56,766

56,289

54,281

64,185

46,977

再生率

69.1%

76.2%

72.0%

69.9%

70.3%

グローバル

総排出量(t)

59,911

58,388

56,509

66,480

49,228

再生率

68.9%

76.2%

72.8%

70.6%

70.7%

化学物質

「事業活動で使用する化学物質について、HOYAグループ化学物質管理基準」に基づき、この基準に従った法令順守、漏えい対策、SDS(安全データシート)を活用した管理をHOYAグループ全体でおこなっています。

動物実験について

動物実験の実施については、一部のメディカル製品において開発を進めるうえで必要になる場合があります。 HOYAグループでは、各種法令、関連団体の定めるガイドラインを踏まえて各事業での規定を定めており、動物実験に関する3R原則(Replacement:動物を使用しない実験への代替法の活用、Reduction:使用動物数の削減、Refinement:動物の苦痛の軽減)の観点で社内審査をおこなっています。