HOYAグループでは当社環境基本方針に基づき、再利⽤や使⽤量の削減をグローバルにおこなうことで水資源の有効活⽤に努めています。
HOYAグループでは各事業部門において数値目標を設定し、進捗管理をおこなっています。
2021年度の水の使⽤量は18,639 千㎥でした。コロナ影響からの回復により使用量、原単位とも前年比で増加しましたが、コロナ前と比べ原単位ベースで減少しました。近年は水再利用の取り組みを推進しており、ここ数年水の再利用率は向上傾向にあります。引き続き水資源の有効活⽤に取り組んでいきます。
単位 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 年度 |
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日本 | 千㎥ | 1,185 | 1,183 | 1,098 | 1,008 | 1,071 | 929 | 886 | 866 |
海外 | 千㎥ | 16,169 | 16,336 | 15,871 | 16,360 | 16,357 | 16,848 | 14,158 | 17,773 |
合計 | 千㎥ | 17,354 | 17,519 | 16,969 | 17,368 | 17,429 | 17,777 | 15,044 | 18,639 |
原単位 (売上高) |
千㎥/十億円 | 35.4 | 34.6 | 35.4 | 32.4 | 30.8 | 30.8 | 27.5 | 28.2 |
再利用率 | % | 15% | 16% | 18% | 20% | 21% | 27% | 30% | 30% |
水使用量は、生産拠点を対象とし、HOYAグループ共通の集計様式を⽤いて把握した市水・工業用水・地下水の使用量に基づき、算出しています。
各事業部において水資源の有効活用の取り組みを進めています。
フォトマスク製造工程では様々な薬品や異物を取り除くために超純水を使用して洗浄しています。使用後の水は排水処理設備で無害化処理をおこなった後、一部を回収し再利用しています。超純水リサイクル設備は吸着剤や逆浸透膜(RO膜)で構成され不純物を取り除くことで再利用を可能としています。