環境
製造拠点における省エネ設備への入れ替えや、太陽光パネルの導入が加速しており、再生可能エネルギーの比率も着実に向上しています。社内でも脱炭素化への意識が高まり、梱包材の見直しや製品の軽量化など現場主導の取り組みが活発化しています。今後もさまざまな視点から脱炭素化を推進していきます。

執行役 チーフサステナビリティ(ESG)オフィサー
中川 知子
環境理念および基本方針
HOYAグループでは、次世代に継ぐ地球環境を守るために、ESG推進の一環として積極的に環境保全活動に取り組んでいます。
1993年に「環境理念」および「環境基本原則」を制定し、国内外のすべての事業所を対象に環境保全活動を推進しています。
2012年には、環境と労働安全衛生マネジメントシステムのグローバルマルチサイト認証を取得するにあたり、それぞれの内容の見直しをおこないグローバルで一体化した環境保全活動を展開しています。
さらに、2022年には、地球環境を取り巻く課題により積極的に対応するため、「環境理念」および「環境基本方針」を刷新しました。
HOYAグループ環境理念
HOYAグループは
次世代に継ぐ地球環境を守るために
サステナビリティを意識した
事業活動を推進します
環境基本方針
環境保全を事業活動における必須の要件として認識し、人・社会・自然との調和を図り、天然資源の効率的利用と削減、生態系にも配慮した事業活動を行います。
環境に関する各国・各地域の法令を遵守し、製品開発・製造・販売など、あらゆる事業活動において、大気・水質・土壌への環境負荷を評価し継続的に低減します。
グローバルに環境保全活動を推進するために、体制を整備し、目標を定めて、計画的に施策を実行します。
社員全員が、環境に対する意識と責任をもって、地球温暖化防止、循環型社会の促進に取り組むように教育啓発を推進します。
HOYAグループ環境・安全衛生・健康組織
2008年10月より、環境保全組織と安全衛生・健康組織を統合し、HOYAグループ環境・安全衛生・健康担当が所管する新たな体制の下、円滑かつ効率的な環境・安全衛生・健康活動の推進を図っています。事業所や生産現場ごとに教育・啓発活動をおこない、またグローバルマルチサイトマニュアルを定めグループ内で周知徹底を図り、その運用に対し内部監査を実施の上、実効性を評価してマネジメントレベルでのレビューをおこなっています。
HOYAグループ環境・安全衛生・健康組織管理体制

環境・労働安全衛生マネジメントシステムのグローバル管理体制構築
HOYAグループは、社員による環境保全活動の推進と社員の安全と健康を確保するため、ISO(International Organization for Standardization)14001と45001を基盤としたグローバルでのマネジメントシステム管理体制を構築しており、 2013年2月にグローバルマルチサイト認証を取得し、2025年3月末時点で18カ国50サイトが認証を受けています。主要な生産‧研究開発拠点では100%認証を受けており、新たに組織された拠点についても順次認証取得を進めています。
ISO認証取得状況はこちら