2020年度ハイライト

Financial

売上収益

5.0%
5,479億円
売上収益構成比
売上収益構成比

HOYAグループ連結の売上収益は5,479億21百万円と、前期に比べて5.0%の減収となりました。情報・通信事業はEUV向けの半導体ブランクスの販売増により増収となりましたが、新型コロナウイルスの影響によりライフケア事業が減収となり、グループ全体として減収となりました。

税引前利益

+8.1%
1,592億円
セグメント別税引前利益構成比
セグメント別税引前利益構成比:ライフケア事業40%、情報・通信事業60%

税引前利益は1,592億18百万円と、前期に比べて8.1%の増益となりました。費用管理の徹底と情報・通信事業での売上成長に伴う利益増などにより、税引前利益は過去最高を更新しました。

製品別売上規模・製品利益率・売上成長率

製品別売上規模・製品利益率・売上成長率

*売上高成長率は、為替影響を除いた数値です。

ライフケア事業
売上収益

8.9%
3,418億円

ライフケア事業の売上収益は3,418億1百万円となり、前期に比べて8.9%の減収となりました。
事業や国・地域により差はあるものの、総じて売上収益は回復傾向にあります。しかしながら、各事業とも上期において新型コロナウイルスの影響を強く受けたことでライフケア事業全体の売上収益は減収となりました。

ライフケア事業の売上構成比

ライフケア事業の売上構成比

ライフケア事業の各製品
売上収益Like-for-Like*成長率

ライフケア事業の各製品売上収益Like-for-Like成長率

*為替影響やM&A効果を除く前期と同基準での比較

ライフケア事業
税引前利益

+2.1%
635億円

ライフケア事業の税引前利益は635億44百万円と、前期に比べて2.1%の増益となりました。
新型コロナウイルスの影響による需要の減少に備えて費用を圧縮したなか、売上収益の回復が想定よりも早く進んだことから、前期と比べ増益となりました。

情報・通信事業
売上収益

+2.2%
2,010億円

情報・通信事業の売上収益は2,009億65百万円と、前期に比べて2.2%の増収となりました。映像事業が新型コロナウイルスの影響により減収となりましたが、最先端の露光技術であるEUVの研究開発需要増加により半導体⽤ブランクスの大幅な増収となりました。これにより、情報・通信事業全体として前期に比べて増収となりました。

情報・通信事業の売上構成比

情報・通信事業の売上構成比

情報・通信事業の各製品
売上収益Like-for-Like*成長率

情報・通信事業の各製品売上収益Like-for-Like成長率

*為替影響やM&A効果を除く前期と同基準での比較

情報・通信事業
税引前利益

+7.7%
949億円

EUV向けの半導体ブランクスなど、高付加価値製品の売上が増加したことにより、税引前利益は949億5百万円と、前期に比べて7.7%の増益となりました。