HOYAのESG

Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)に対するステークホルダーの関心が高まるなか、当社グループでは2019年8月にCEOをトップとし、当社グループの長期的な成長に資する項目(マテリアリティ)の特定やそれらの開示の促進、ESG活動の推進を目的とするESGコミッティを設置しました。

2020年度においては、ESGに関係した投資家への対応、情報ベンダーへの情報提供、情報収集など通常の活動の他に、外部機関を活用してISO26000に基づく開示情報の分析や、マテリアリティ項目の特定に向けた具体的な準備作業を行いました。

マテリアリティ項目の検討状況

当社のマテリアリティ項目の検討は、SASBマテリアリティマップの中から当社が考えるマテリアリティ項目を選択する形をとっています。
ESGコミッティにおける検討と投資家へのヒアリングの結果、温室効果ガス、製品品質・安全、従業員の参画・多様性・包摂性、サプライチェーンマネジメントがマテリアリティ候補項目となりました。2021年度のマテリアリティ項目の特定(マネジメントによる承認)を予定しています。

SASBによる
マテリアリティ項目
HOYA ESG
コミッティによる
マテリアリティ項目
投資家による
マテリア
リティ項目
課題分類 医療
機器
ハード
ウェア
半導体 会社全体 会社全体
環境 温室効果ガス    
大気汚染物質          
エネルギー管理      
水・排水管理      
廃棄物・有害物質管理    
生物多様性への影響          
社会資本 人権・地域社会との
つながり
       
顧客プライバシー          
データセキュリティ        
アクセス・手頃な価格        
製品品質・安全    
消費者の福利          
販売慣行・製品表示        
人的資本 労働慣行          
従業員の安全・衛生      
従業員の参画・
多様性・包摂性
 
ビジネスモデル・
イノベーション
製品デザインと
ライフサイクルの管理
   
ビジネスモデルの
強靭性
         
サプライチェーン
マネジメント
   
材料調達・資源効率性    
気候変動の物理的影響          
リーダーシップ・
ガバナンス
ビジネスにおける倫理      
競争的行為        
規制の把握と
政治的影響
       
重大インシデント
リスク管理
         
システミック
リスク管理