社会
社会貢献活動

コンタクトレンズ販売店 アイシティecoプロジェクト

コンタクトレンズ空ケースのリサイクル活動

コンタクトレンズ販売店「コンタクトのアイシティ」が行う「アイシティecoプロジェクト」は、リサイクルが可能な使い捨てコンタクトレンズの空ケースを対象に、全国のアイシティ店舗に専用ボックスを設置して回収するリサイクル活動です。3つの社会貢献(1.空ケースの再資源化による環境保全、2.障がい者の自立・就労支援、3.日本アイバンク協会への寄付)へとつないでいくことを目的として、2010年より業界初のこの活動をスタートし、今年で活動期間は11年目を迎えました。

活動開始以来、多くの団体様、自治体様、お客様にご賛同とご協力をいただきながら、幅広く回収活動をおこなっています。購入店舗やメーカー問わず回収した後はリサイクルメーカーに売却。その収益を公益法人日本アイバンク協会に寄付し、視力を再び取り戻したいと願う方々のために役立てています。しかし、年間約5,000トンが未だゴミとして処分されているのが現状です。そのため、今後も、より多くの方々にご協力いただきながら、社会貢献活動の輪を広げていけるよう、取り組んでいきます。

これまでの回収量と寄付金額

累計空ケース回収量
(2021年5月時点)

399.92t

(空ケース3億9千万個分)を回収しています。

累計二酸化炭素削減量
(2021年5月時点)

1095.18t-co2

(東京ドーム65.6個分)の二酸化炭素の削減に貢献しています。

累計寄付金額
(2021年3月時点)

9,145,731

リサイクルにより得られた対価の全額を日本アイバンク協会へ寄付しました。

「アイシティecoプロジェクト」3つの社会貢献

空ケースの再資源化による環境保全

ゴミとして燃やしてしまうのではなく、リサイクルを行うことでCO2排出量を削減します。
再資源化された安価な材料は、様々な製品に生まれ変わります。

使い捨てレンズ空ケース/リサイクル工場で粉々に粉砕されます/加工され、再生ポリプロピレン素材へと変身します/様々なリサイクル製品に生まれ変わります

障がい者の自立・就労支援

アイシティの障がい者部門「市川チャレンジオフィス」では店舗や眼科で回収された空ケースのアルミシールをはがすなど、リサイクルの支援業務をおこなっています。
また、全国の社会福祉施設で作られた手作り小物を年間8万個買い取り、ご協力いただいたお客様へ、お礼としてアイシティ店舗にてプレゼントしています。この手作り小物は、地産地消をすることで、より地域社会に貢献していきたいと考えています。

手作り小物制作中の様子/市川チャレンジオフィスの作業風景

日本アイバンク協会への寄付

空ケースをリサイクル業者に買い取っていただいた収益を全額、日本アイバンク協会に寄付しています。
アイバンクは角膜の病気による視力障がいの方の視力回復のために、角膜移植を待つ方とドナーの架け橋の役目を果たしています。
アイバンクへの献眼登録の普及活動や献眼希望者が亡くなった時に角膜の摘出医を手配する活動をおこなっています。

※(公財)日本アイバンク協会とは
角膜移植が必要な方々が、視力を取り戻すことができるよう、角膜移植とアイバンクの啓発、普及を行うために設立された非営利の公益法人です。

公的機関との協定締結

使い捨てコンタクトレンズ空ケースの適正回収について相互に協力することで、持続可能な社会への貢献に寄与することを目的とし、公的機関との協定を締結しています。アイシティではこの取り組みを全国に広げていきます。

現在のecoプロジェクト参加数 (2021年5月末時点)

学校

1,651

小・中・高・大・専門

企業

702

1,949拠点
事業所・支店含む

自治体

15ヵ所

91拠点
公共施設含む

アイシティecoプロジェクトの詳細はこちら

HOYA Vision Care Canada 眼科医療支援活動

Optometry Giving Sightのナショナルパートナーに

2021年3月、HOYA Vision Care Canada(メガネレンズ事業)は眼科医療の支援を必要としている地域やコミュニティへの募金活動、資金提供など世界40カ国以上で支援活動を展開している団体であるOptometry Giving Sight (OGS)のナショナルパートナーとなりました。
HOYA Vision Care CanadaはOGSへの寄付やサポート活動を通して世界中で一人でも多くの方が医療支援を受けてクリアな視界を手に入れることができるよう社会貢献活動を続けていきます。
Optometry Giving Siteのwebサイトはこちら(英語サイトのみ)

HOYA LAMPHUN LTD. リサイクル活動による災害支援

紙パックを災害で損傷した屋根の修理材に再生

HOYA LAMPHUN LTD.(タイ)では、2012年よりタイ赤十字社によるボランティア財団の協力のもと、使用後の飲料用紙パックを回収した後、屋根材として再生させ、災害で壊れた屋根の補修に貢献しています。これまで約950kg分(紙パック約9.1万個相当)の紙パックを回収し、45枚の屋根材として再生しました。

HOYAグループは今後も各事業領域・地域に密接したグローバルな社会貢献活動に取り組んでいきます。