HOYAグループではCO2排出量の削減を行うために、「エネルギー使⽤量」に注目した環境保全活動をグローバルに展開しています。
HOYAグループでは「2014年度を基準年度とし、2016年度から2020年度までにCO2排出量を5%削減する」というCO2排出量の削減目標を設定し、環境保全活動に注力してまいりました。また、次の5か年目標として「2019年度を基準年度とし、2021年度から2025年度末までにCO2排出量を売上原単位で16%削減する」というHOYAグループ新・中期目標を制定し、グループ目標達成に向け各事業において目標値やアクションプランの設定を行い、CO2削減に取り組んでいます。
中期目標最終年度である2020年度のHOYAグループにおけるCO2排出量は、406,176t-CO2でした。(スコープ1、2基準)基準年度比(2014年度)では1.3%の増加となり目標に届きませんでしたが、原単位(売上高)ベースでは9.4%削減することができました。引き続き、原単位のみならず総排出量での削減も達成できるよう取り組みを加速させていきます。
スコープ 1、2基準 |
単位 | 2014 (基準年度) |
2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019年 | 2020 年度 |
基準年度 からの増減 |
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日本 | t-CO2 | 82,835 | 85,261 | 69,992 | 71,375 | 66,824 | 59,304 | 43,452 | -47.5% |
海外 | t-CO2 | 317,976 | 332,206 | 328,124 | 337,960 | 338,946 | 359,162 | 362,724 | 14.1% |
合計 | t-CO2 | 400,811 | 417,467 | 398,116 | 409,335 | 405,770 | 418,466 | 406,176 | 1.3% |
原単位 (売上高) |
t-CO2/ 十億円 |
818 | 826 | 831 | 764 | 717 | 726 | 741 | -9.4% |
CO2排出量は、生産拠点※を対象とし、HOYAグループ共通の集計様式を⽤いて把握した電力、燃料の使⽤量に基づき、算出しています。
※一部の非生産拠点を含む
生産拠点においては氷蓄熱システムや高効率変圧器の採用など省エネタイプの設備への更新や、ボイラーや空調機の運転時間の最適化などの省エネルギー活動、屋上緑化などを推進しています。また、オフィスでの軽装の導入、適切な室内温度調整、効率的な照明の実施など非生産拠点からのCO2排出抑制にも努めています。